トヨタ ヴィッツ (1)

NCP10型のヴィッツ。

2009年、正月休み明けに2台目のアライメント調整となったトヨタ・ヴィッツです。

これも板金後のアライメント測定です。

数値を見てみると、リアはキャンバーが左右ともにネガティブ側になっていました。
許容範囲がネガティブ側に-0.25度~-1.75度なので、左側の-1.22度でもまだいい方だと思います。
右リアのキャンバーがちょうどいい具合なのだろうか・・・
左リアのトゥは、ちょっと多めの数値で赤色表示になっています。
しかし許容範囲がイン側の2.5mmまでなので右もイン側に2.2mmぐらいの調整となります。
そして左右両方ともイン側のため、スラスト角は0度に近い数値となります。
走行上の問題はこれでないでしょう。

ヴィッツはリアのキャンバーとキャスターの調整機構がありません。
フロントでは、キャンバーが左右ともにバッチリいい具合の数値なので、キャスター値もほぼ 理想的です。2.00度近くなのでいいところのようでしょう。
フロントのトゥは、右がアウト側に-1.2mmで、許容範囲がイン側の1.00mm~アウト側-1.0mm までなので、ちょっとアウト側にオーバーしています。だから両方ともにイン側の0mm付近に調整しておきました。


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