車高の変更及びタイヤの片減りでアライメント調整として入庫したステップワゴンです。
ホンダのダブルウッシュボーン・サスペンションは、車高を下げるとキャンバー値が増えるためタイヤへの負担が大きくなります。
この車もリアのキャンバー値が、両方ともにネガティブに-2.50度以上とかなり高めの数値なため、タイヤの片減りが発生していました。
このタイプの車は、車高を下げるならリア・キャンバーに調整用ロッドの装着をお薦めしたいです。
リアのアッパーアームがキャンバー調整式になっているので、基準値にキャンバー値をセッティングすることが可能です。
純正のトゥ調整だけなのでリアとフロントのトゥ基準値に調整することでうまく対応することができます。
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