かつて一世を風靡してきたトヨタのソアラ。ハイソカー時代を切り拓き、最後はレクサス・SCへと変貌していってしまった。
これはその前の、ロングノーズ・ソアラです。
車高を下げたこともあり、アライメント調整にやってきていただきました。
パールの色合いがきれいなソアラです。
車高の下げ方ですが、見ため的にはほどよい程度に見えます。
まず数値については、リアから見ていくとキャンバーはきついです。トゥもイン側に多めの数値です。
ソアラは調整がすべて可能なので、やりがいがあります。
トヨタとしては力を注いだクルマなのでしょう。。。
そしてリアのキャンバーを調整します。両方とも-1.00mmぐらいまでが良い範囲です。あとトゥを両側とも0.8mmほどイン側に戻すように調整していきました。
フロントのキャンバーとキャスターを、ロア・アームで両方ともほど良い位置に調整し、ボルトをしめます。
このクルマの場合、キャスターを3.00°ちょっとまでとし、キャンバーは両方ども30°くらいに戻すような数値が限界でした。
フロントのトゥはアウトだったので、イン側の0.0mm付近まででの調整としました。
これならもうバッチリでしょう。
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