トヨタ ラウム（ＮＣＺ２０） (1)
板金修理後の入庫となったトヨタのラウム。
もうすでにタイヤがキュルキュルと鳴ってしまっているレベルです。
さてアライメントを測定してみると、フロントのトゥがかなりおかしいです。
そして右リアのトゥも調整が必要です。
キャンバーとキャスターは、そのわりには許容範囲内の数値でした。
やはりここでは右リアのトゥの値が気になる点でしょう。
これだけ片側がおかしいと、車がまっすぐに走らず、リアが右側にインよりのため後輪左に行こうとする。
そのため、ハンドル位置にまがりがでてしまう。
残念なことにこのタイプのトヨタ車は、フロントのトゥしか調整ができないようになっている。
リアのトゥは調整できないのである。
フロントのキャンバーは、ショックの取付ボルトをトヨタのコネクターボルト変換して調整をします。
これは許容範囲内になっているので調整はしないこととします。
フロントのトゥは両方ともイン側にオーバーしているため、0.0mm付近に調整しました。
リアとフロントのキャンバーとキャスターは 触らないことにしました。
試乗してみても多少ハンドルの曲がりがあったので、ハンドル位置を微調整したし、結果違和感はないようになりました。
※下記イメージをクリックすると拡大表示します。
)
)
)