トヨタ ハイエース (1)

KZH100G型のトヨタ・ハイエースです。

  季節柄か事故による板金後のアライメント調整が多くなってきたように思えます。

このクルマも板金後でのアライメント測定となりました。
まずは測定した数値を見てみましょう。

リアのキャンバー値は左右ともにネガティブ側に-0.1度ちょっとで、許容範囲的にぴったりとリいい具合でした。
リアのトゥは左側がアウト、右側がインと、リアだけ左に滑る感じになります。
ですが、このような数値の場合2.0mm位ならまだ問題はありませんが、もう少し多めの数値になると今度はハンドルの曲がりの原因になりかねません。

フロントは、左のキャンバー値がちょっと少ないぐらいでした。
あとキャスター値においては、左側がほぼ良い数値ですが右側が左側に対して少ない感じがします。
キャスター値が小さいと流れるようになりますので、このクルマではリアの左が出ようとし、フロントが右側に流れようとする悪い形と思います。
キャスター値が反対なら、フロント・リア両方とで打ち消し合うはずなのだが、トゥは両方ともイン側でいいと思います。

そして調整ですが、一番調整したいリアに調整機構がありませんのでフロントのキャンバーとキャスターを調整します。
ハイエースは、フロントのロア・アームの前後ボルトを緩め、適正になるようまわして調整します。
調整が思うようにできない場合は、およその範囲で妥協しなければならないこともあります。
このクルマは、キャンバー値を右の数字に合わせ、キャスター値を両方とも2.00度ちょっとぐらいのところで調整しました。
あとはフロントのトゥを調整して終了となります。


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