これは現行型(H20年春現在)のニッサン・エルグランドです。
前モデルのエルグランドは、フロントのトゥしか調整ができなかったが、このモデルになってからはリアのキャンバーとトゥの調整も可能となりました。
このクルマはタイヤが内減りするということでした。リアのキャンバーが高め数値のようなに感じました。
その結果、限界までキャンバーを立てて、リアのトゥを左右の差なく調整してみました。
フロントのキャンバーは0mmに近い値なので偏磨耗するとは思えません。
やはりリアのキャンバー値が偏磨耗の原因ではないだろうか・・・
リア・キャンバーの数値が大きくしたのは、車高がちょっと下がっているのが原因かと考えられます。
車高を下げればタイヤが減ってしまう程度あきらめなければいけないと思います。
フロント側のトゥを左右ともに1.0mmぐらいで調整しました。これで高速走行でも安定していると思います。
エルグランドは車重もあるクルマなのでタイヤへの負担も大きいのです。
それにさらに車高を下げればキャンバー値が増え、偏磨耗するのは当然でした。
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