板金後に入庫したチェイサーです。
外装もいたってノーマル風、、、ですね。
アライメントの数値もほとんど範囲内で合格です。
チェイサーやマークⅡのこのクラスは調整がかなり容易です。
まずはリアからですが、キャンバーの値が許容範囲内なので特にはさわらないこととしました。
トゥは1.5mmほど両方イン側の設定でしたが、これを0.6mmのトータル・トゥまでに修正しました。
あまり強めにイン側に調整しても、タイヤの偏磨耗の原因になりかねないので、このくらいがよい値かと思います。
そしてフロントですが、キャスターは許容範囲内でかつ調整できるボルト等ありません。
キャンバーは左側だけ高めの数値でしたので、これを下げて調整しました。-0.79°のネガティブから-0.30のネガティブです。
これでほど良いくらいでしょう。それにキャンバーはロア・アーム・ボディ側のダイヤルにある目盛で調整しますだが、この数値が限界でした。
フロントのトゥは両方ともイン側で0.1インの調整で完璧です。
サイドスリップ・テスターで測定しましたがほとんど動かず合格です。
試乗してみてもハンドル位置も真っ直ぐで、ぶれることなく安定していました。
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